Baruさんが本格的に歌い始めてから15年。
 
地元山口でのディナー・コンサートや東京でのライブ。私の企画する各地での「鎮守の森コンサート」など。思えば、伊勢の神宮参集殿能舞台での奉納コンサートから、気軽に出かける「ふれあいコンサート」まで、歌いながらレパートリーを広げてきた歳月が懐かしく甦ってくる。
 
人をよろこばせる喜び、楽しませる楽しみを重ねるにつれて、ジャズやボサノヴァに傾倒していた彼女が日本の歌を積極的に歌うようになり、それも童謡からナツメロまでと幅広くなって、その声の持ち味と雰囲気に癒されるという人が多い。
 
わが家にくつろぎに来ると、抹茶を飲むのが楽しみらしく、家内と3人で歓談するのが常で、今回の選曲も私のリクエストした「みんな夢の中」、「あの日に帰りたい」「悲しくてやりきれない」の3曲が入っているのは有り難い。
 
アメリカン・ポップス２曲とジャズ1曲は当然のことながら、「空に星があるように」などもBaruさんならではの歌いぶりで、飽くことなく聴いている。
 

 
 
宮﨑義敬プロフィール
 
昭和9年山口県に生まれる。
国学院大学にて国文学、民俗学を学び、帰郷して神社に奉仕する傍ら、執筆や講演活動を行う。神社界の役職を歴任し現在、神庁顧問。
著書に「かん蛙」「蛍めし」「人生の師友」「繚乱の人」「占児」などがある。
 
 
Produced and directed by BARU
Mastering by Masahiro Hara
Vocal Baru
Piano 青木弘武
Bass 井島正雄
Violin 堀口和子
Piano & Keyboard 小野田淳子
Bass 日下部孝太郎
Drums 出口成信、Gulliver
Percussion 富士正太郎
Guitar 藤井拓、田村太一（順不同）
Illustration:阿部賢治
Design:蔵満瑞代
Special thanks:亀ちゃん
 
 
販売元:(有)プロジェクト　税込価格2500円