" 群青の海 "
宮﨑 義敬作詞作品集
群青の海のジャケット写真

 


全曲試聴 

 
収録曲
 
01 群青の海
 作詞 : 宮﨑義敬 作曲 : 岩崎大輔 編曲 : 松本真昭
 
02 島に咲く花
 作詞 : 宮﨑義敬 作曲 : 岩崎大輔 編曲 : 松本真昭
 
03 わたしの海
 作詞 : 宮﨑義敬 作曲 : 岩崎大輔 編曲 : 松本真昭
 
04 花恋えば
 作詞 : 宮﨑義敬 作曲 : 田中洋太 編曲:松本真昭
 
05 里山の子守唄
 作詞 : 宮﨑義敬 作曲 : 田中洋太 編曲:松本真昭

日本最西端の沖縄の与那国島へは三度出かけた。新宿のデパートの沖縄物産展でクバの葉細工を実 演中の、池間苗さんとの出会いがきっかけで「群青の海」が生まれた。

「島に咲く花」は、山口県の西北端に位置する角島(つのしま)の四季を織り込んだもので平成十二年十一月三日の角島大橋(約1800メートル) の開通式には、この歌に踊りを振り付けて披露された。

母の百歳の記念に贈った「わたしの海」は幼少の頃への回想にほかならない。戦時、戦後の厳しい時代を共に生きた感慨は深く、貧しさの中にも心の豊かさがあって親子の絆も深かった。

過疎化と高齢化の進む地域社会へ思いを寄せたのが「花恋えば」で、赤い実とは藪柑子(やぶこうじ)のことである。限界集落という言葉まで生まれて、この先、日本の農山漁村はどうなるのだろうかと気遣われる。

Baruさんのために書いた「里山の子守唄」は、誰もが知る子守唄とはひと味違うものになっているが、現代の子供たちの情緒の安定のためにも子守唄の復活をみんなで考えたい。


宮﨑義敬

宮﨑義敬先生写真
 

宮﨑義敬プロフィール
 
昭和9年山口県に生まれる。
国学院大学にて国文学、民俗学を学び、帰郷して神社に奉仕する傍ら、執筆や講演活動を行う。神社界の役職を歴任し現在、神庁顧問。
著書に「かん蛙」「蛍めし」「人生の師友」「繚乱の人」「占児」などがある。
 
 
Vocal : Baru 
三線:日出克
編曲・Synthesizer & Piano : 松本 真昭
Recording:Folio
 
販売元:(有)プロジェクト 税込価格1500円